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週末に見たい1本の映画

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自由になれない男



フランス映画を見るときは心の準備がいります。特にそれがゴダールやトリュフォーという監督の作品だと、見るのを後回しにして『あなたが寝てる間に』のようなカラッとしたラブストーリーを見たくなります。ようやく再生ボタンを押して見始めても、何が何だか分からなくて寝てしまいます。

しかし、それでもフランス映画を見たいと思うのは頭の中に残るシーンが多いからです。『愛の昼下がり』で印象に残ったのは主人公フレデリックが全員の女性を虜に出来る装置を胸にぶら下げて、こちらをじっと見つめる場面です。

束縛されたくない、自由でいたいと願う既婚者のフレデリックは久しぶりに再会したクロエとデートをくりかえします。自由でいたいということは、奥さんのことを気にせず女性と遊びたいということだと僕は思ったのですが、フレデリックはクロエと一線を越えようとしません。

彼は今の家庭を保ちながら、もう一つの家庭を完璧な形でもちたいと言います。なぜなら奥さん以外の女性を手に入れるという妄想が現実に起こってしまうと、自分の人生が崩壊するからです。自由を望んでいるが、自由にはなれない男が可愛らしいです。

それでは良い週末をお過ごしください。

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真夜中のパリで起きた奇跡



梅雨に入ってジメジメと暑い日が続いていますね。雨が降ったらジーン・ケリーを真似ますが、雨が降らずに暑いだけだと何をしていいか分かりません。頭がうまく働かないので、今日は映画を短めに紹介します。

1920年代のアメリカ、ニューオリンズは陽気なジャズ音楽が生まれた場所であると同時に『それでも夜は明ける』で描かれていたような残酷な人種差別があった場所でした。しかし、『ミッドナイト・イン・パリ』の舞台はタイトルにあるようにニューオリンズではなくパリです。現代に生きる作家の主人公は真夜中のパリを散歩していると1920年代にタイムスリップしてしまいます。そこにはフィッツジェラルドやヘミングウェイといった誰もが名前を知っているような作家たちがいて、主人公は彼らから直接アドバイスを受けます。作家だけではなく、ピカソやダリといった画家とも会います。

タイムスリップをしたというだけでもすごいのに、尊敬する人と同じ時間と空間を生きることが出来るなんて夢のようです。僕はマリリン・モンローと時間と空間を共有してみたいです。でも、アメリカではパリのようにロマンチックな奇跡は期待できそうにないので違う人にしないといけませんね。

それでは良い週末をお過ごしください。

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手を伸ばしてはいけない人



もう収まりましたが、『アナと雪の女王』の勢いはすごかったですね。僕もディズニー作品が大好きなので見ました。「ありのままで」や「生まれてはじめて」は映画を見る前から聞いていたので、映画館でその曲が流れたときには涙が出ました。

しかし後半の感動できそうなポイントが淡々と描かれていたのが残念でした。姉妹愛を重視したいはずなのに、お姫様を想って助けにやって来る氷売りの青年を重要人物として描いてしまうのは失敗でした。もしお姫様と青年との恋愛を描くつもりだったのなら、青年にもっと活躍の場を与えて存在を強調して欲しかったです。そうすれば、身分の差という障害を背負った二人の恋愛も楽しめたのではないかと思います。

『麗しのサブリナ』は身分の差ではない障壁があります。それは弟の好きな人を好きになってしまうということです。お金持ちの家の長男ライナスは美しく成長した娘サブリナに恋をします。サブリナはライナスの家の使用人で、ライナスの弟デイビッドに思いを寄せていました。そのため、ライナスはデイビッドとサブリナが会えないようにして、サブリナとデートを積み重ねます。

ライナスを演じるのは『カサブランカ』のハンフリー・ボガードです。『カサブランカ』ではヒロインの幸せのために身を引く役柄でしたが、『麗しのサブリナ』では違います。手を伸ばしてはいけない人との禁断の恋がどのように発展していくのか目が離せません。

それでは良い週末をお過ごしください。

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かわいい大人たち



10代の時は大人になるのが嫌でした。なぜなら、大人というものに良いイメージがなかったからです。僕が中学生のとき、担任の先生は生徒がみんな同じように行動することを期待していました。もし同じように行動できなかったら、先生が生徒を呼び出して叱ります。一人ひとり違って当たり前なのに、同じように生徒を指導する大人が大嫌いでした。

しかし、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』に登場する大人たちはみんな可愛らしくて大好きです。特に離婚をして親友になったジョーとステフィは魅力にあふれています。二人の間に生まれた娘は大きくなり、もうじき結婚を控えています。ステフィは再婚をして新しく家庭を築きましたが、ジョーは独身のままです。

二人はある日、思い出話に花を咲かせてパリのセーヌ川でダンスを踊ります。ほのかに輝くオレンジ色の街灯に照らされながら踊っていると、ステフィの身体がふんわりと空中に浮かび上がります。

恋をしたことのない少女が初めて王子様と踊るシーンはきれいです。しかし、ジョーとステフィはもう愛し合っていないし、今は別々の人生を歩んでいます。人生を長く生きた二人が若い頃を思い出してダンスを踊るというのは何だかとても素敵です。それに現実離れした演出のおかげで、とてもロマンチックです。僕が中学生の時に出会った大人たちも本当はジョーとステフィのような魅力あふれる大人だったのかもしれません。

それでは良い週末をお過ごしください。

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